今まで時計を弄った事がない自分がハンドメイドで時計作りに挑戦 時計の機械ムーブメントに仕上げ
今回は!工作機械を使わないムーブメントの仕上げのやり方についてお話をしたいと思います、裏から見えるムーブメントの主な仕上げにはこんなものがあります、写真で上からコート・ド・ジュネーブ、ペルラージュ、梨地仕上げ(サンドブラスト)、ハンマー叩き(名称がわかりません)等があります。
この中で家ですぐにできる仕上げが梨地仕上げ(サンドブラスト)です、文字盤の時と同じように金剛砂の中目と水を一緒に入れたじょうご使い上から落とす事で表面を梨地にする事が可能です。
まず最初にムーブメントの受けをサンドペーパー600、800、1000等で表面のニッケルメッキを落とします表面のメッキが剥がれるまで綺麗に擦ってくださいすると真鍮の部分が見えてきます、次にムーブメントをバケツ中に入れ地面に固定して片手で持っていても大丈夫ですそこに先程の金剛砂の入ったじょうごをムーブメントに落として下さい。
表面が細かい凸凹で文字盤全体を覆うまで何度も砂をスプーン等でじょうごに戻し再び落として下さい、表面が梨地になりましたら後はベンジン等で綺麗に洗えば完成です!その後は表面を傷つけず水滴が残らない様にドライヤー等でしっかりと乾かして下さいね。
するとこの写真の様に出来上がりますよー凸凹大好き。
続いてはムーブメントの糸鋸による成形と面取り仕上げです!。