機械式の時計作り 歯車作りの切り札
サイクロイド歯車のCADでの作成方法を紹介していたのですが
やはりここは!今の時計に使われている歯形NIHS20-25の規格を使いたいのです。
ちなみに
サイクロイド歯型
NIHS20-25
サイクロイド歯形の違いで分りやすいのは歯車の根元の部分丸くなってるとこですこれはブレゲの歯車ですが根元が丸くなっています。
ずっと悩んでいたのですがスイスから歯車生成ソフトを後程購入する事にしました金額は11万円程です…いろいろ調べたのですがサブスクで他の機能満載で学生は安くなるけど通常は一年30万円とかとても手が出せないので歯車だけを作るのはここしかありませんでした。
Irnich Informatik GmbH
価格表を見て最初240ユーロなのやった!思ったらベースパッケージを買えといわれましたそんな甘くない笑
このソフト時計の事好きじゃなかったらPS5買ってます。
990ユーロと聞いて震え上がりましたが一生使えるのですありがたいのですすべての悩みがこれで消えるぜヤッホイ!。
それにしてもスイスにはこういうのがあるのは凄い!
みんなCADでの歯車作りは悩むんです式があっても計算がわからないそんな悩みを解決したかったです。
そして気付きましたもしやこのソフト皆で共○したりしたら日本で時計作りする人爆発的に増えるのでは笑
歯車の歯数とピニオンの歯数とモジュールを入れるだけでポッと出せます簡単にできます。
ソフト会社の人はこれでCADを作ってCNCでもワイヤーカットでも好きに歯車を作りな!と言ってました
後はCADに出力して機械で削るだけですただ思った通りに作るのがそこ一番難しいのです…。
そして今テンワというものを設計しています時計の心臓部分です
普通は丸いのですが少し個性的に重りも四角にしました。
テンワは慣性モーメントやらヒゲぜんまいのトルクやら絡んできますそして振動数も時計はテンワ作りが最高難易度です設計もですが形にしてからの調整にも四苦八苦です見えない部分を削ったりもしますこれを作ったよという人は問答無用でリスペクトです自分家にも入れます。
ムーンフェイズ機構作り 設計編2
なんとかムーンフェイズの設計が完了したしたのか?。
ムーンフェイズはこんな感じの機構です
ムーンフェイズへの中間車の筒車ははプレートで抑えてワッシャー入れればスムーズに動くかな。
ネジで止めようか迷ったけど変更するかも…
一個ずつとげとげ歯車を送る為に規制する板バネも作ってみた当る部分がこの角度で大丈夫かなと不安試してみないとわからない!
そしてここで最終決戦型H1Zのデザインも完了。
ケースが厨二病…笑
40mm
文字盤以前のより数字を小さくし全体を纏めました。
この作品は唯一憧れた謎時計をオマージュした作品です
最近知ったのですがアメリカの独立時計師Gene Clarkさんの作品と知りました。
そしてこの方はこんなにも素晴らしい作品を作っていましたすごい!
これは内製化した部品で作りたいここまでできれば自分の目的は100パーセント達成旅も終わりかも。
ツーショット!。
正直自分のデザインは100%日本人受けはしません外国の人が好きかもと思います。
現在の自分は送料含めて20万円のこのCNCが欲しいのだけれどそれすら買えない状況です。
なんで作らないんだ何時やるんだと思われますが自分には借金があります友人の借金を肩代わりして背負ってしまいましたが色んな知識を学ぶ事が出来ました自己責任ですけど昔より今が生きていると感じます。
製作は何年後になるかわからないですがこんなnote何時も応援していただき心から嬉しいですありがとうございます、正直面接行っても全然受からなくて焦りと失望でめげてますが仕事早く見つけて頑張ります。
間違えてたらすまぬのムーンフェイズ作り編 月相
まだ作り途中ですが時間があったのでシンプルなムーンフェイズ14mm59歯のムーンディスクを出力しましたムーブメントはユニタス6498です
写真だとでかいですね…もう少し薄くします
14mm59歯ある程度ピッタリに歯先が整う様に6.1度の角度で割り出したでする角度の出し方で算数できなかったので親父に聞いたでするありがとう。
この2枚を重ねて中央に配置します試すとこんな感じ文字盤くりぬけば良かったけどこのままに入れました笑
けっこう大きいでしょ!中央を月がぐるぐるします形に合う様に枠を型どったサフィアガラスかクリスタルガラスはめ込めば透けて見えますねロゴもパッド印刷できますし。
アーノルド&サンだともっと大きいこれは6時位置に秒針がないので月の円盤が大きく出来ます自分のだとこれが限界。
ここで必要なパーツを適当にえてみましたムーンフェイズの歯車の大きさによりますが12時間で一周する歯車にピンを打って59歯のムーンディスクを一つ送る際大事なのがピンを打つ場所です間違えると2個送ってしまうのでシミレーションをして一個だけ送ってピンが綺麗に優雅に外に出て行く様に設定しましょう、計算すれば角度と位置も割り出せますが一応ね!。
最初から搭載してる英語名とか知らんのですがアワーホイールにピンをぶっさすのでする。
ピンじゃなくてもこんな形でも大丈夫尖った形状のをアワーホイールの時針に入れれば機能します。
とりあえずなのでこういう構成ですピンを刺して固定し左三枚は簡単なプレート等で飛び出ない様に抑えて回しますムーンフェイズ歯車もプレート作って足場を作ります。
中心はアワーホイールを2mm穴を開けて同じのを2枚重ねですれば上にもアクセスできますね自分で歯車を作れる人は厚くすればいいだけ。
そしてこのパーツ等を中間車とし経由してムーンディスクにピンをぶつけるのです皆も明日からやるのです。
この動画参考になります↑の部分に歯車を一つずつ送り調整出来るプッシュボタンも付いてますね
一個送られた際にムーンフェイズを抑える板バネはまた今度作ります。
間違えてましたら教えて下さい!。
腕時計の理想の形2
この休みの間に遊ぶのをやめてPCとにらめっこ。
だけれどCADをばかりやっていても意味がない実物にしないと…早く稼がないとです。
試しにこんな時計を考えていました。
ジャンピングアワー HG1
ユニタスムーブメントに追加できる機構で分針が一周すると12の部分が瞬時に1に変わる機構ですジャンピングアワーと言います確かそうだよね!それに80歯の24時間で一周する歯車をスモールセコンド部分に添えてサンアンドムーンを追加しました。
ラグの穴は3Dプリンターで何度もケースを作ってベストの位置を確認したいですね
40mm 12.5mm
こちらは参考にした画像ですが構造はとてもシンプルでムーブメントに最初から備わってる60分で一周する歯車の上にピンを刺して12歯の星型歯車をバネで抑えて60分で一周するピンが星型歯車を一つ次に送るだけです。
後ピンを挿す場所が大事。
こちらも機構の名前は忘れたけれど分針の先に12歯の星型ホイールとバネを付けたものと6時位置にピンを立て分針が一周した時に12歯の星型歯車がピンに当り次に送られる機構です上の円盤に数字を印刷し追加したら時間が分かるぜ!。
フランスの時計学生のインスタが時計作り初心者に凄く役に立つんじゃないのかなって思いましたでする。
こちらはユニタス6498の受けを変更を予定した用?のデザインですチャプターリングという周囲に穴の空いた分表示が特徴です数字を含めてこれらすべてCNCで削りますロゴは黒の塗料でパッド印刷。
40mm
もうCADはいい実践!実践やりたい!現代型の時計作りは低予算でもここまで出来るのだと証明したいのです。
出来上がってきた自分の時計の形。
最近は仕事辞めて探し中なので時間がありありなので
ケースと文字盤と針を設計とデザインしていました~。
設計するにあたって今まで見てきた時計と自分の理想と憧れしかしなるべく普通にしやすいのと考えるとそのバランスがむずい。
悩みまくりましたがやはり自分は遊びが時計が好きなのでそんな感じに文字盤は作りました。
第一弾は40mmの大きさでユニタス6498という大きなムーブメントを搭載していて長く使える時計になっています、実はこれは進化を2つ残してありますムーブメントの受けを変更した物を後で出したいですそしてもう一つがこのムーブメントの地板と受けや歯車とテンプ等を内製化したいと思っています。
針と文字盤はすべて自宅のパッド印刷機を使い印刷し金属加工はCNC等の工作機械を使い作ります。
ケース径 40mm 厚さ??? ラグ幅21mm サファイアガラス 防水3気圧
こちらはレギュレーターという機能で時を指す針と分を指す針が別々にありますこちらは夜になると発光する仕様となっています針も発光させるか悩み中。
ケース径 40.5mm 厚さ??? ラグ幅21mm サファイアガラス 防水3気圧
次はとても楽しみな作品ですよ~
ボーシェVMF5401というマイクロローターでぜんまいが巻かれるムーブメントを使ったケースの大きさが38mmの作品です。
昔5401の図面をいただいてからやっと形にしようとこの際やろうと思いました。
一つは古典的な昔ながらのデザインで落ち着いた雰囲気の
もう一つはデザイナーになりきって作った作品です。
自動巻きのETA2824かSW200を使用する予定の作品もあります。
38mmで二つありますしかしまだ外側のインデックスをどうしようか悩み中です。
もう一つは↑の2824ムーブメントをベースにしたセリタ社のSW260-1を搭載した時計です秒針が中心にではなくお腹にありますかわいい笑。
仕事がないのでがっつり製作できますがお金は減るので稼がねば!。
体が二つ欲しいでする。
自分だけのオリジナル腕時計が作れるショップを作りました。
この度自分でパーツを選んでオリジナル腕時計が作れるショップを開きました。
ショップ名は 時計野郎 たぶん後で変えるやつです…笑
Anjou Rose になりました。
好きなケースと針と文字盤とムーブメントを選びピンセット・ドライバー・ケースを開け閉めするオープナーがあれば自分で組み立てることができます。
商品はこんなラインナップになっております。
現在は40~42mmケースの手巻きムーブメントのユニタスのみの取り扱いですが後ほどもう少し小さいケースと自動巻きムーブメントの商品を追加していきます。
また自宅の機械で自作した文字盤と針等も追加していきたいです。
よろしくお願いします!。